- 札幌ドーム敷地内にクマ（ヒグマ）！？
- 札幌ドーム敷地内で目撃されたクマ（ヒグマ）はどこから来たのか？
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札幌ドーム敷地内にクマ（ヒグマ）！？
9月15日午前7時45分頃、70代の男性が札幌ドーム敷地内の北ゲート付近の会談の右奥で、1.5mくらいのヒグマを目撃したという。
朝から札幌市は緊急速報としてこの情報を流しました。ちょうど2日前にも今回の目撃現場から3kmほどの場所でクマ（ヒグマ）の目撃情報があったので万が一いたとしても不思議ではありません。とういのも、2日前に目撃された場所からドームまでは、あまり人目に触れないよう移動することが可能だからです。
左下の赤丸が2日前にクマ（ヒグマ）が目撃された場所です。そして上部の真ん中ほどにある赤丸が今朝クマ（ヒグマ）が目撃されたとされる場所です。
札幌ドームの隣には羊ヶ丘展望台があり、辺り一面は緑なので夜間にクマ（ヒグマ）が移動しようと思えば出来てしまいます。なので今回の目撃情報も可能性としてはありえなくはありません。
しかし、時間が経つにつれその可能性は少なくなっているようです。
その理由は、他にクマ（ヒグマ）の目撃情報がないことと、足跡や糞などの痕跡が発見されないということ（午前11時時点）。周辺の防犯カメラやドーム敷地内の防犯カメラも当然調べているはずなので、それらしき動物が映っていればすぐに情報が出てくるはずです。
今年の春辺りにも苗穂近辺の豊平川やその周辺で目撃情報がありましたが、足跡や糞などの痕跡は一切見つかっていません。自分も苗穂近辺での目撃には懐疑的で、ここまで来るには豊平川を通るしかありませんがクマが隠れて移動できる場所はありません。案の定、自然と話は消えていきました。
そしてクマ（ヒグマ）が札幌ドームの敷地内にいたのであれば、逃げるには大きな道路を渡る必要があります。札幌ドームの周辺の道路は朝から交通量が非常に多いので、クマ（ヒグマ）が渡ろうとすれば必ず目撃情報が挙がるはずです。目撃情報がないのであれば未だに札幌ドームの敷地内に潜んでいる可能性もあり危険極まりないですよね。
専門家の方も言っていましたが、近くにいると思うと違うものがクマ（ヒグマ）に見えてしまうことがあるそうです。白石区でもクマがいたと慌ててコンビニに駆け込んだ女性がいましたが、防犯カメラに映っていたのは犬でした。
出来れば今回も見間違いであってほしいですね。街中でクマ（ヒグマ）とか正直お化けより怖いです。
※その後の調査で札幌ドーム敷地内の川の斜面でクマ（ヒグマ）が通ったとみられる痕跡が見つかったそうです。どこに行ってしまったのでしょうか？
札幌ドーム敷地内で目撃されたクマ（ヒグマ）はどこから来たのか？
今回は札幌ドームの敷地内でのクマ（ヒグマ）の目撃ということで驚いた方が多いのではないでしょうか。実際札幌ドームの周辺には住居が多くたくさんの方が住んでいますし、近くには学校もあります。地下鉄の駅からもそう遠くはありません。では今回のクマ（ヒグマ）はどこからやってきたのでしょうか？
実は2日前に札幌ドームから3km離れた場所でもクマ（ヒグマ）が目撃されているように、少し離れた場所では年に1,2回程度ですが、クマ（ヒグマ）が目撃される場所でもあります。というのも山伝いにクマ（ヒグマ）が住んでいる場所まで行けるので稀にこの辺りまで来てしまうことがあるようです。
少しわかりづらいですが、真ん中の上の方にさっぽろ羊ヶ丘展望台があります。その裏は御覧のように山です。
真ん中やや左にある西岡公園は奥の方にキャンプ場がありますが、そこでも数年前にクマ（ヒグマ）が目撃されていますし、その奥の羊ヶ丘カントリークラブに行く道でも何度もクマ（ヒグマ）の目撃情報が寄せられていました。今回目撃されたクマ（ヒグマ）もそちらの方からやってきたのだと思います。