美容室に髪を切りに行くとたまに美容師さんがヘアワックスやシャンプーを勧めてくることがありますよね?値段を聞くと市販のものよりは割高なので、購入した方もそうでない方もいらっしゃると思います。実際に利益が出るのでおススメして販売しているのは否めませんが、業務用ヘアワックスと市販のヘアワックスと何が違うのか気になりますよね。美容師さんに直接業務用ヘアワックスと市販用ヘアワックスの違いについて聞いてみました。
ヘアワックスでいう業務用とは何か?
まず美容師さんが最初に口にしたのは業務用というのはなく、正確には美容室専売品のことだそうです。じゃあドン・キホーテや薬局で市販されている業務用ヘアワックスと書かれているヘアワックスは何かと尋ねたところ、美容師から見たら専売品とは別物の、やはり市販品の部類に入るということです。実際に美容室で使用しているところもあるかもしれませんが、よく薬局などで業務用と書いてあるのを見かけるヘアワックスは美容室で売られている専売品とはまた別物と考えたほうがよさそうです。
では実際に何が違うのでしょうか?
専売品ワックスと市販品ワックスの違い
水分量の違い
美容師さん曰く、一番違いを感じるのは、専売品(業務用)と市販品のワックスに含まれる水分量が違うということです。
例えば、市販品は専売品より水分量が多いので適当に手に取って馴染ませると不自然に髪がまとまるそうです。逆に専売品は水分量が少ないので、自分のイメージ通りにセットすることが市販品のヘアワックスよりはしやすくなります。実際使ってみるとその通りで、市販品のヘアワックスより伸びない印象を受けます。美容師さんが言うには、水を少量混ぜると市販品のように使うこともできるそうです。うまく小技を駆使すれば毎日セットをイメージ通りに行うことができます。ただ、セットが不慣れであったりヘアワックスに慣れていないのなら市販品のほうがうまくセットできているように見えるかもしれませんね。
ちなみに水分量が多い市販品のヘアワックスだと、髪質によってはベタベタした重苦しい感じになることもあるそうです。そういう方は美容室専売品のほうが髪が綺麗に見えるので、気になるなら多少値は張っても美容室専売品のほうが合うだろうということです。
価格の違い
購入するにあたってコスパはもちろん気になるところ。しかし美容室専売品は少数生産のため価格は市販品よりも高いです。ネットが普及してネットで購入できるものも増えてきましたが、それでも専売品は市販品より高いことが多いです。やはりいいものは高いということです。
実際に試せるかどうか
美容室専売品のヘアワックスを美容室で購入するメリットとして、実際に美容師さんが合うかどうか試してくれたり、使用方法やスタイリング方法を伝授してくれることが多いと思います。また、スタイリングの相談も同じワックスならしやすいし、同じスタイルも作りやすいです。一方、市販品をドラッグストアで買うときはテストが出来ないというデメリットが生じます。買って失敗しないように最初は小さめのワックスを購入したり、実際に使用している友人に使わせてもらったりするしかないように思います。
これは大きなポイントなので、スタイリングに自信がない方や専売品の購入に慎重になっている方は試してもらいながら相談するほうがいいように思います。その後、自分に合うワックス、スタイリング方法がわかったらネットで安く購入するのも手だと思います。
まとめ
聞いたことをそのまま書いてみましたがまとめると以下の通りです。
- 質はやはり専売品のほうがよい
- ネットで買うと安く買える
- 最初は美容室で相談して購入したほうが間違いがない
参考になりましたでしょうか?