石田純一氏（以下敬称略）が7月8日に条件付きで都知事選に出馬することを明らかにした。結局11日に石田純一は出馬を断念しましたが、9日にCMの違約金が既に発生し請求されていることを石田純一本人が明らかにしました。あまりにも早すぎることに違和感を感じるのですが、どうしてこうなったのでしょうか。違約金を請求した企業はどこなのでしょうか？気になったので調べてみました。
石田純一が都知事に出馬表明で違約金発生の理由
石田純一が「都知事選に出馬するかも」と言っただけでCM違約金発生と聞いてビックリした方は多いのではないでしょうか。そもそもどうして違約金が発生したのでしょうか。
違約金が発生するということは当然契約に違反しているということが前提です。いろいろ探していると日刊スポーツにこういった記事を見つけました。
まだ出馬すると決まってないし、グレーゾーン。犯罪をしたわけでもないのに、あるテレビ局がそのＣＭを流せないと言っているらしく、今後、出馬を取りやめたとしても、その違約金は払わないといけない。
出典:http://www.nikkansports.com/general/news/1675895.html
この文言から察するに「もし出馬するなら都知事選に影響がでる可能性があるからあるテレビ局がCMを流せない」ということになったのではないでしょうか。それが原因でCMが打ち切りになるなら「石田純一側に被がありCMが打ち切りになった」ということで違約金が発生している可能性が考えられます。
石田純一に違約金を請求した企業はどこなのか？
スポニチによると現在石田純一が出演しているCMは6社あるそうです。契約している会社がどこなのか調べてみましたが、直近だとこの6社が当てはまりそうです。
- ベガスベガス 株式会社ベガスベガス
- 東京靴流通センター 株式会社チヨダ
- 日本納豆キナーゼ協会
- 株式会社湖月
- 良品買館 株式会社ベストバイ
- 株式会社グッドスピード
ベストバイは問い合わせが多いようで、HPに石田純一の都知事選出馬表明に関しては一切関知していないとお知らせしている。
ベガスベガスは頻繁に見かけますが他はそれほど見たことがありません。地方CMだと全く目にすることもないのでわかりませんよね。どこのテレビ局がCMの打ち切りに至ったかまではわかっていませんが、どこのテレビ局か判明すれば違約金を請求した企業がどこかわかるかもしれませんね。
違約金は「数日で何百万、何千万」と言われていますが規模的にもある程度絞ることができるかもしれません。
そもそも本当に違約金は発生しているのか？
結局今回は「時間切れ」「準備不足」として都知事選には出馬しなかった石田純一だが、今回の違約金報道に少し違和感を感じる。石田純一が出馬の可能性をほのめかしたのが7月8日午後2時。そして7月9日に既に違約金が発生していて「数日で何百万、何千万」と言っていますが都知事選出馬を決めたわけではない。テレビ局がCMを流せないと言っていた話をしていたのが次の日。「数日で」という事、「何百万、何千万」というアバウトな数字。契約上の問題なのでわからないが少し話が大きくなりすぎているような気がする。
※案の定、11日の会見で違約金は「まだ発生しているわけではなく協議となる」と説明しています。11日がCM差し替えのタイムリミットだったらしいのでCM差し替えも実はまだ行われていない。話を大きくしすぎですよね。
最終的に石田純一は出馬を断念している。出馬を断念したのであれば再び石田純一のCMを流すことに支障はないので違約金が発生しているとしても額は抑えられるのでしょう。しかし、違約金の件が石田純一の出馬のリスクを理解させたいがための演出である可能性は0なのだろうか考えてしまう。もはや何が本当の事なのかわからなくなってくる。