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PM2.5の対策は大丈夫?中国から流入が増大中。春先は特に危険。

      2016/02/27

最近中国からPM2.5が流れ込んでくるニュースをよく見かけますが、毎年黄砂が中国から日本に流れ込んできていることを考えるとなんら不思議なことではないことです。ただ、健康被害に遭う可能性が黄砂よりもPM2.5の方が高いことからニュースになり大騒ぎしているわけですが、そもそもPM2.5とは一体何なのか?また、どれほど危険なのか?PM2.5の対策を含めてまとめました。

  • PM2.5とは何なのか?
  • PM2.5による健康被害はどういったものが考えられるか?
  • PM2.5の対策は何をするのが正しいのか?

PM2.5とは何なのか?

よくPM2.5という言葉を耳にしますがそもそもPM2.5の正体とはいったい何なのか?

PM2.5とは微小粒子状物質といって、大気中にある微粒子で大きさが2.5㎛(マイクロメートル)以下のものを指します。

中国の大気汚染物質のニュースがよく報道されていますが、それに関連する通り、大まかには排気ガスなどの大気汚染物質や粉塵で大きさが2.5㎛のものを指すと考えてよさそうです。

大きさもここまでくるとピンときませんが、スギ花粉は約30㎛、黄砂は4㎛、さらに小さいのがPM2.5です。

小さいので体内に入りやすく健康被害を及ぼしやすいと言われています。

だからと言って何でもない時にPM2.5に過敏になりすぎる必要もないのですが、濃度が濃いときは注意する必要がありそうです。

花粉症も花粉があまり飛んでない時は症状が出にくいです。しかし、花粉が宙に多く待っている時、要は花粉の濃度が濃いときは花粉症もひどくなります。

それと同じように気を付けてほしいのがPM2.5。

濃度が濃いと体内にドンドン入り込んでいくので健康被害が出る可能性が高いと言われています。

実際に中国のPM2.5の濃度が濃い状態の画像を見たことがあるでしょうか?

普段はこんな感じなのですが

中国北京PM2.5画像1

出典:www.skygate.co.jp

PM2.5の濃度が濃いとこんな感じになります。

中国北京PM2.5画像2

出典:www.asahi.com

霧のような状態ですが、水蒸気ではなくほとんどが化学物質などの大気汚染物質です。

北京などの大都市ではPM2.5の濃度が濃すぎるときは外出をしないように注意勧告が行われるほど深刻な問題になっています。

それが日本に流れ込んでくるのでたまったものではないです。

実際に偏西風の影響で黄砂が日本に飛んでくることが春先には多くなりますが、黄砂だけでなくPM2.5も流れ込んできているのが今の現状です。

ではPM2.5によってどういった健康被害がもたらされると考えられているのでしょうか?

PM2.5による健康被害はどういったものが考えられるか?

PM2.5健康被害画像

出典:http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f470290/p656381.html

一般的にPM2.5は吸い込むことから喘息や気管支炎などの呼吸器系疾患、肺胞に取り込まれて血中に混ざることもあることから循環器系疾患の病気が発症するリスクがあると言われています。

喘息やアレルギー持ちの方はひどくなりやすいので気を付ける必要がありますし、花粉症が急に発症するようにPM2.5による疾患も急に発症する可能性は大いにあります。

特に小さな子供や年配の方は影響を受けやすいと考えられるのでより注意が必要になります。

もしPM2.5が原因で健康被害が出たとしても、PM2.5が原因であると証明することがとても困難なので泣き寝入りするしかありません。

そうならないように自分自身でPM2.5対策をして健康被害を未然に防ぐ必要があります。

ではPM2.5を防ぐためには何をしたらいいのでしょうか?

PM2.5の対策は何をするのが正しいのか?

一般的にPM2.5対策とは何

  • PM2.5を防ぐためにマスクをする
  • 出来るだけ外からPM2.5を屋内に持ち込まない
  • PM2.5を室内に入れないように換気方法に注意する
  • PM2.5を集塵する高性能の空気清浄機を使用する

PM2.5を防ぐためにマスクをする

PM2.5を体内に取り入れないために、外出時に多く使用されているのがマスク。

しかしマスクといっても何でもいいわけではありません。

PM2.5とは2.5㎛以下の粒子なのでそれを防ぐ性能が必要になります。

PM2.5対応と書いてあってもどれだけ防ぐか書いていないものはあてにはなりません。注意書きをよく読むと「PM2.5を必ず防ぐものではありません」と書いてあるものもあります。対応の意味が分かりませんね(笑)

規格としては「DS2」や「N95」に合格しているものであればPM2.5を防ぐと言われています。

ただし値段は通常のマスクの10倍以上します。

安いもので「DS2」や「N95」と書かてれいるマスクは「対応」「相当」「準拠」などといった補助的な言葉を用い効果を濁しているものがほとんどです。

原発事故で着用されたマスクが「DS2」だったと言われています。そのくらいの性能のものが数百円で数十枚も手に入るわけがありません。1枚100円以上するものがほとんどです。

決して安いものではないですが1年中常に着用するわけではないので、PM2.5の濃度が濃くなる春先、特に気管支や呼吸器系が弱い方は着用して健康被害を防いだ方がいいですよね。

個人的にはハウスダストやアレルギー、喘息持ちの子供さんには是非着用させてあげてほしいです。

出来るだけ外からPM2.5を屋内に持ち込まない

PM2.5は衣服や髪、皮膚に付着します。

PM2.5の濃度が濃い日に外を歩いているだけで身体に付着して家の中に持ち込まれるケースはよくあることです。

せっかくマスクをしてPM2.5を防いだとしても家の中で舞っていたら本末転倒ですよね。

PM2.5の濃度が濃い日は家に帰ったら着用した衣服をすぐに着替え、まずシャワーを浴びるなどした方がいいです。

また、洗濯物を外に干しておくとせっかく洗濯したのに家に取り込む際にはPM2.5まみれになっていることになります。pm2.5の濃度が高い日は室内干しや乾燥機を使うように心がけるようにしたいですね。

PM2.5を室内に入れないように換気方法に注意する

現在室内換気は2003年に施行されたシックハウス法という法律で24時間換気が義務付けられています。2003年7月以降に建築された住居が対象です。

ここで注意したいのは壁を見たときに壁に換気口があるかないかです。

換気口が付いている場合は要注意。第3種換気法に該当するので、外気を一度部屋に通して外に排出する換気法を採用している可能性が高いです。

外気が部屋に入ってくる場所(給気口,吸気口)にPM2.5を通さないフィルターを設置していなければ、換気しただけでPM2.5が部屋にどんどん入ってきます。

幸い給気口に設置するフィルターは市販されているので第3種換気法の部屋はフィルターを設置することをおススメします。

PM2.5を通さないフィルターであればPM2.5だけではなく、排気ガスや花粉も部屋に通さないので部屋の空気がきれいに保てます。

PM2.5を集塵する高性能の空気清浄機を使用する

出来るだけ部屋に入るPM2.5を防いだとしても衣服やカバンに吸着したりしてPM2.5は部屋に侵入してきます。

部屋に侵入してしまったPM2.5は空気清浄機で吸着するしかありません。

しかし高性能エアフィルターでないとPM2.5レベルの微粒子を吸着するのは難しいのが現状です。

「HEPAフィルター」というフィルターを装備している空気清浄機であればPM2.5も集塵すると言われています。

花粉症やハウスダストの対策にもなりますし、PM2.5対策をするならここまでしっかりと対策したいですね。

PM2.5対策まとめ

PM2.5対策は何か一つをしているから安心というものではありません。

  • 外出中にPM2.5を吸い込まないための対策
  • PM2.5を部屋に侵入させないための対策
  • 部屋に侵入したPM2.5の対策

以上の3点を行って初めてPM2.5対策と言えるのではないかと思います。

冬から春先にかけて偏西風の影響で中国から多くのPM2.5が日本に流入することが懸念されています。

問題になってからでは対策は手間もコストもかかるのでそうなる前に事前に準備しておきたいところですね。

一番は中国が国家として対策することなのですが、現状上手くいっていないようなので自衛が一番の対策になりそうです。

花粉症や排気ガスなどの対策にもなるのでこの際に出来るだけことをしてみるのもいいかもしれませんね。

特に喘息やアレルギー、気管支や呼吸器系が弱い方や子供さんがいる方は早めに対策して損はないと思います。

大切な方が健康被害に遭う前に是非対策をとりたいですね。

 - 健康, 社会問題