午前5時15分ごろ起きた博多駅前通り道路陥没事故。しかし陥没は止まらず時間が経つにつれて規模が拡大している模様。周辺にはついに現場やエリアメールでの避難勧告も出されているようです。現場は今どうなっているのか?そしてどうしてこうなってしまったのでしょうか?
- 博多駅前通り道路陥没が拡大!?エリアメールで避難勧告も
- 博多駅前通り道路陥没。2年前の陥没事故との違いは?今後どうなる?
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博多駅前通り道路陥没が拡大!?エリアメールで避難勧告も
朝見たときよりも道路の陥没が広くなっている感じです。既に陥没は5車線の道路すべてを飲み込みビルの下の盛り土は削られ支えとなっている支柱が剝き出しになっているようです。博多駅前通りの道路陥没がさらに拡大するとビルが傾き危険な状況が起こり得るかもしれません。しかしだからといって陥没を止めることが出来るわけもなく、現在周辺は避難勧告が出されているようでエリアメールでの避難勧告も出ているようです。さらに周辺はガスの匂いが今も充満しているようでガス漏れが起こっているようで危険状態は続いています。午前9時の時点で下の画像のような状態です。
出典:ワイドスクランブル
博多駅前通りの道路陥没場所には下水が流入しているようで、高島市長から福岡市民は「下水を流すことを控えてほしい」という異例のお願いが出されているようです。避難勧告が出ている現状、2次災害が起こらないように祈るばかりです。
七隈線延伸工事は2年前にも福岡キャナルシティ前で道路陥没事故を起こしています。2年前の道路陥没と何か違いはあるのでしょうか?
博多駅前通り道路陥没。2年前の陥没事故との違いは?今後どうなる?
2年前に起きた道路陥没事故は福岡キャナルシティ前。今回の陥没の現場からは距離的に3~400mほどです。前回の道路陥没は3メートル四方でしたが今回は規模が遥かに大きいです。縦横30メートル、深さは15mということなので広さの規模は前回の10倍にもなります。
前回の道路陥没事故と共通して言えるのは被害がなかったということ。これは不幸中の幸いですよね。前回も水が出ているのが確認されたので交通規制をして被害はなかったようですが、今回も同様に出水が確認できたので工事を停止。原因を調査すると思に警察に連絡し陥没の危険性があるということで今回も交通規制を敷いていたようです。現場の監督さんの好判断ですよね。対応策としては素晴らしいと思いますが問題は陥没事故が初めてではないということですよね。
福岡市交通局は調査中としながらも前回とは場所も離れているし行っている工事も違うう陥没事故なので関連性はないとみているようです。しかし博多駅前通りの道路陥没。周辺はガス漏れと停電も。原因は七隈線?にも書きましたがどうやらこの辺りは地盤が元々強くないようで、その対策が十分でなかったのかもしれません。
さらに調べてみるともっと以前にも同様の陥没事故が起こっていたようです。2000年6月にやはり七隈線の工事に伴う陥没事故が中央区薬院3丁目で起こっています。
市は対策委員会を作って再発防止の取り組みを進めていたと言いますが、その上での陥没事故なのでやはり対策が十分だったとは言えなさそうです。今後は対策責任者が打ち出した対策の是非が問われることになりそうです。