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高畑裕太が不起訴処分。弁護士の見解は本当か?

9月9日に高畑裕太さん(以下敬称略)が不起訴になり釈放されたことに驚いた方は多かったのではないでしょうか?そして不起訴になったこともそうですが弁護士のコメントにも驚きましたよね。なんとなく釈然としなかった方も多かったのではないでしょうか。

  • 高畑裕太の弁護は法律事務所ヒロナカ
  • 高畑裕太の不起訴処分はなぜ?

高畑裕太の不起訴処分はなぜ?

今回高畑裕太の弁護を務めたのは法律事務所ヒロナカ。事務所を率いているのは弘中惇一郎弁護士。弘中惇一郎弁護士は「村木厚子さん無罪」や「ロス事件」を担当し、小沢一郎氏の顧問弁護士でもあります。数々の難しい裁判で次々と無罪を勝ち取ったことから「無罪請負人」との異名を持っています。所属している弁護士は若い方ばかりですが高学歴のエリート集団です。

弁護士の仕事は依頼を受けた弁護人を弁護すること。決して真相を明るみにし罪を裁くことではありません。今回は高畑裕太の弁護なので高畑裕太の側に立ち高畑裕太を起訴させないことがまず最初のミッションだったと思います。強姦罪なら示談に持ち込み告訴をさせなければいいだけなのですが、今回の高畑裕太は強姦致傷罪で親告罪ではありませんから検察からの起訴をさせないようにする必要もあります。

結果から見れば100点満点の結果でした。

被害者の弁護士と話し合い示談に持ち込み、検察は不起訴。そして高畑裕太は釈放。これだけだとお金の力と言われる可能性が高いので弁護士からのコメントで不起訴となった理由を説明しています。

強姦致傷罪は非親告罪なので被害者が告訴をしなくても検察は起訴できます。しかし検察が不起訴としたことで高畑裕太の行った行動は「違法性の顕著な悪質な事件ではなかった」ということに結びつけています。

気になるのはどこまで高畑裕太の弁護士が手を回したかですよね。

テレビで弁護士の方がコメントしていましたが、検察の不起訴処分は最近の流れでよくある被害者からの起訴をしないでほしいという要望を考慮したのではないかと言うことでした。もし本当にこういった流れがあるのであれば、結局はお金の力でなんとでもなってしまいますよね。高畑裕太の強姦致傷のような場合だと示談金の相場は200万ほどだとその弁護士の方はコメントしていましたが、昨日別の弁護士の方が今回の示談金は恐らく4桁ではないかとおっしゃってました。

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高畑裕太の不起訴処分はなぜ?

高畑裕太釈放。真相は無罪?不起訴の理由とは?示談と関係は?では弁護士のコメントをそのまま解釈して記事を書きましたが、今回は弁護士のコメントの整合性を考えながら書いてみたいと思います。

まず、弁護士の方は「他の関係者の話を聞くことはできませんでした」と言って高畑裕太の話だけを基に今回のコメントを作成しています。しかし示談交渉で相手の弁護士と話しているはずなので「他の関係者の話を聞くことはできませんでした」という部分にはかなりの違和感を覚えます。

そしてもう1点気になるのは検察が不起訴処分にした理由を「明らかにしていない」ことです。通常だと不起訴処分にするのであれば理由を話すことはなんら問題ありません。不起訴になった理由が証拠が揃わないということであればそれを話せばいいだけです。不起訴になった理由を「明らかにしない」ということは「話せない事情」があるからではないでしょうか。あくまで個人的な推測ですが「被害者から起訴を見送ってほしいと要望を受けた」場合、検察は理由を明らかに出来ないのではないかと思います。その理由として、「被害者からの要望」だと話せば高畑裕太側と被害者側は示談が成立しているので結局お金で解決したと言われ、被害者に対しても非難の声が挙がる可能性があります。被害者の心情等を考慮し検察は不起訴処分の理由を「明らかにしない」ことを選んだのではないでしょうか。

もちろん真相はわかりません。しかし「無罪請負人」の法律事務所ヒロナカは決して安くはありません。今回の弁護士の報酬は案件が案件なだけに恐らく「出来高報酬」、そして最高の結果を残したのでかなりの金額がかかったのではないでしょうか。

「無罪請負人」の法律事務所ヒロナカの弁護士に依頼しているということから高畑淳子さんが息子をどれだけ大切にしているかはよくわかりました。しかしこの法律事務所ヒロナカに依頼しているという理由が「高畑裕太が無罪だから依頼した」のか「高畑裕太を救いたいから依頼した」のかは知る由もありません。

高畑裕太の犯した行為が冤罪であれば今回の高畑淳子さんの行動は支持できますが、もし高畑裕太が罪を犯していたのであれば到底支持できることではありません。しかし示談が成立し不起訴になった今、真相は闇の中です。

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