未だニュースでも解散と解散回避や存続に分かれる報道がされてきたSMAP解散騒動。ここにきて解散が回避され存続の可能性が高くなりつつある。原因は今回のSMAP解散騒動の原因でもあるメリー喜多川副社長の変心にあるという。
複数の関係者の話を総合すると、17日までにメリー喜多川副社長(89)が中居、稲垣吾郎(42)、草なぎ剛(41)、香取慎吾(38)の4人に対し事務所残留の方向で態度を軟化させつつある。
引用元:http://www.sanspo.com/geino/news/20160118/joh16011805070002-n1.html
今回のSMAP解散騒動の原因の一人、メリー喜多川副社長がここにきてSMAP存続に対して態度を軟化させているという。これによりSMAPの解散が回避され存続の可能性が高まっている。
SMAP解散回避!?存続の可能性がほぼ決定的との見通し
13日から始まったSMAP解散騒動。日本のみならず世界でも話題になりSMAPの存在の大きさを改めて知ることができた。もはや世界に注目を浴びるグループであるSMAPの解散騒動がいよいよ解散を回避し存続に向けて前進している。
SMAPの解散を回避し存続させるために尽力していると日々報道されているのは木村拓哉さん(以降敬称略)。SMAP解散を回避させ存続させるために、直接メリー喜多川副社長やジャニー喜多川社長に電話して謝罪の場を設けるよう直訴し関係修復に乗り出していたのだという。その努力の甲斐あって18日に緊急会談が行われ解散するか存続するか最終的な結論が出る見通しとされている。
※協議の結果、どうやら18日のフジテレビ「SMAP×SMAP」の一部を生放送にして心境を説明することに決まったようです。ここで全国のファンに向けて謝罪することで解散回避が決定するということなのでしょうか。
※「SMAP×SMAP」の冒頭、生放送で心配や迷惑をかけたことをメンバーが謝罪し、これからもSMAPとして頑張ることを伝えました。ハッキリSMAPとしてやっていくと言えなかったのは、この生放送を見てジャニー喜多川社長やメリー喜多川副社長が決めるということなのでしょう。SMAPの存続が決定的になったとみて問題ないと思います。
一方、SMAPを手塩にかけて育て上げてきた飯島三智チーフマネージャーは退社を早め1月中にはジャニーズ関連会社をさる意向だそうで、現在は連絡が取れない状態にあるという。
SMAPの解散を回避し存続させるためにファンの間で「世界に一つだけの花」購買運動が起こり、14日付のオリコンデイリーランキングで圏外から9位に躍進。売り切れが続出する事態に。石破茂地方創生担当相からも解散を回避し存続を願う声が挙がったりとジャニーズ事務所内でもほぼ決まっていたとされるSMAP解散だったが、存続は無視できない事態へと発展していった。
17日にはSMAP25周年コンサート用に用意されたドームがキャンセルされたことが報道され、SMAP解散が現実味を帯びてきた中での解散回避、存続という逆転劇。SMAPの存続が決定すれば
世論の大勝利!メリー喜多川副社長をも心変わりさせた!
と浮かれた報道が出そうなものですが、どうも素直に喜んでいいのか私にはわかりません。
SMAP解散騒動はメリー喜多川副社長の筋書き通り?
結局は飯島三智チーフマネージャーとメリー喜多川副社長のケンカにSMAPが巻き込まれたという構図は変わりません。
今回のSMAP存続に向けた動きの裏側でメリー喜多川副社長のこんな言葉が報道されています。
すでに勝利を確信しているゆえか、メリー氏は最近こんな言葉を口にしているという。
テレビ局関係者が絶対匿名との条件で、その言葉を明かす。飯島は許さないけど、あの4人もどうせ必死に謝ってくるだろうし、最終的にはSMAPはウチ(=ジャニーズ)でやるから心配しないで。その時は日本テレビの『24時間テレビ』に出して、100kmマラソンをさせるから
引用元:http://biz-journal.jp/2016/01/post_13350.html
この言葉を見たときにメリー喜多川副社長の腹の中が見えたような気がしました。
飯島三智チーフマネージャーを追い出してSMAPは残す。そして木村拓哉を除くSMAPメンバーに貸しを作り、今後自分の意のままにする。
考えが飛躍しすぎだろうか?
しかしそう考えると木村拓哉がジャニーズに残留した理由も納得がいく。
ジャニーズでSMAPを存続させることが出来レースであり、それを成すためのパイプ役は残る必要がある。
メリー喜多川副社長が飯島三智チーフマネージャーを追い出すために工藤静香を使って木村拓哉を残留させた可能性もゼロではない。そもそも木村拓哉が本気でSMAPを存続させて活動したいなら一緒に独立していたのではないか?
メリー喜多川副社長の性格をよく知っているのであれば、事務所が別になった時点でSMAPの解散回避は不可能に近く存続は難しくなるのは想像するに容易い。飯島三智チーフマネージャーが絡んでいるのであれば尚更である。もし出来レースのことを知っていれば、ジャニーズを敵に回すよりもジャニーズとしてSMAPを存続させ今後活動をした方が問題は少ないと考えるのは普通である。
今回のSMAP解散騒動に対する某新聞社の報道もいささか操られていたように感じるのは私一人ではないはずだ。
SMAPが解散を回避し存続することは素直にうれしい。しかし裏事情を推測してしまうと存続が決定的になったとしてもどうしても素直には喜べないでいる。
SMAPはジャニーズにいることが幸せなのか?
今回のSMAP解散騒動が世間に報じられたことによってジャニーズ事務所の内部体制が表にさらされることになった。
ジャニーズ事務所がいかに家族経営であるか、絶対的権力者は誰であるか、外様に対していかに閉鎖的であるか。
そもそも今のジャニーズがあるのも外様である飯島三智チーフマネージャーの功績が大きい。SMAPのひとつ前のジャニーズグループといえば「光GENJI」である。「光GENJI」まではジャニーズといえば歌って踊れるアイドルという立ち位置だった。しかし、飯島三智チーフマネージャーの売り込みやSMAPの新ジャンルへのチャレンジによりバラエティ番組にも進出。ニュース番組でキャスターを務めた先駆けもやはりSMAPの中居正広だった。そういった活躍があるからこそ、現在ジャニーズグループによるバラエティ進出やキャスターとして活躍できる土壌が整えられたと言っても過言ではないはずである。つまり飯島三智チーフマネージャーがいなければ今のSMAPもジャニーズもなかったのである。
飯島三智チーフマネージャーがメリー喜多川副社長にこれほどまでに嫌われるのももちろん理由があるとは思う。しかし、「SMAPを連れて出ていけ」といったメリー喜多川副社長の言葉はなんだったのか?単に飯島三智チーフマネージャーを追い出すためにSMAPを駒として使い日本中を振り回したのであれば許されるようなことではない。しかしそれが許されるのがジャニーズ事務所なのだろう。
もし今回SMAPの解散が回避されたとして、ジャニーズ事務所でSMAPとして存続していくことが果たしてSMAPにとって幸せなのだろうか?「100kmマラソンを走らせる」ということを本気で言っているのであればとてもそうは思えない。
マッチこと近藤真彦のことは、メリー喜多川副社長は子供の用にかわいがっているという。ではSMAPは?
今後SMAPが存続してジャニーズ事務所に戻ったとして、誰が専属マネージャーになるかはわかりませんが、メリー喜多川副社長の横やりが今後入ることを考えると素直に喜べません。メリー喜多川副社長が分け隔てなくタレントを息子や孫のようにかわいがっているのであればSMAP存続は誰もが両手を挙げて喜べる出来事です。しかし飯島三智チーフマネージャーがいなくなった今、SMAPが後ろ盾をなくしたのは間違いなく今後SMAPを守る人はいません。
もしジャニーズ事務所でSMAPが孤立するのであれば、例え業界でタブーと言われてもSMAPメンバー全員で独立したほうが心から笑って仕事に取り組めるのではないかと思うのですが今後どうなっていくのでしょうか。SMAP解散騒動も解散が回避され存続が決定的と報道されていますが誰もが幸せな結末、さらにはSMAPのみんなが笑って仕事に取り組める未来が来ることを祈っています。