これがサッカー。これがアジア最終予選。これが中東の笛。そう、UAE戦はホームなのになぜか中東の笛。カタール審判の大誤審で日本代表は初戦を落としました。UAE戦は見ていてストレスのたまる試合でした。
- カタール審判による大誤審
- UAE戦の敗因
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カタール審判による大誤審
宇佐美のドリブル突破がファウルでないのは微妙ですがカタール審判の誤審というわけではないと思います。カタール審判は目の前で見ていましたし、同じようなシーンでもファウルを取る審判、取らない審判は実際にいます。しかしこのゴールがノーゴールとはどういうことなのか！？カタール審判の目は節穴か！？それにしてもサイドの線審は何してたんだ！？ちなみに線審の国籍もカタールです。
生で見ていた方は絶叫したシーンではないでしょうか。画像を見て貰うと分かりますが100%ゴールです。サッカーに詳しくない方のために説明するとゴールのラインを100%超えていれば弾きだしてもゴールは成立します。わかりやすくボールを赤丸で囲ってみました。
ゴールの白い線を100%超えているのが分かると思います。これは完全にゴール！つまりカタール審判、カタール線審の誤審です。稀に見る誤審のシーンですがあまり見たくないシーンですよね。サッカーでも誤審を防ぐためにゴールのシーンだけはビデオ判定を導入してほしいです。
今回は日本のホーム。場所は埼玉スタジアム。しかしカタールの審判。何故ホームでカタールの審判なのでしょうか？カタールとUAEは海を挟んで向かい側の国です。中東の国同士なのでこれだけの大誤審をしてしまったらUAEに買収されていると言われても仕方ないですよね。UAE戦はこの誤審がゴールと認められていれば引き分けだったので悔しすぎます。くぅ～、カタール審判め！
UAE戦の敗因
しかしカタール審判の誤審も腹立ちますが今回負けたのはカタール審判の誤審だけのせいではありません。それ以上に日本代表の攻撃と守備に問題があったと思います。
UAEの得点は2点とも流れの中からの得点ではありませんでした。1点目の失点は直接フリーキック。これは相手のハリルのシュートスピードが良かったと思います。GKの西川も反応はして手に当たってはいたのですが惜しくもほんの少し間に合いませんでした。
しかし2点目はゴール前で長谷部のボールロストからペナルティエリアに侵入されたことによる失点。3人で囲っていたのを抜けられ大島の足がかかったのは仕方ないかもしれませんが、ゴール前でのボールロストはちょっと軽率な感じがしました。長谷部も試合後のインタビューで反省していましたがこういったプレイはあまり見たくないですよね。
2点とも完全に崩されて流れの中で失点したわけではないので悔しさ倍増です。UAEはチャンスを確実にものにしたといったところです。
では日本はどうか？
試合後のスタッツによると日本のシュート数は22に対してUAEは9。ボールキープ率は日本64%に対してUAEは36%。スタッツの通り試合は日本代表が支配していたと思いますが、相手を崩しての決定的なシーンはほぼなかったように思います。
1点目のホンダのゴールシーンはとても素晴らしかったです。清武のセンタリングも良かったですが特にホンダのヘディングのコースは完璧でした。しかし印象に残るゴールに肉薄したシーンは他にあったでしょうか？岡崎のバー直撃のヘディングシュートくらいしか思い出せません。カタール審判による誤審の場面のシュートも浅野の当たり損ないのシュートでした。22本シュートを打っていてこれだけ印象に残らないということは相手を崩せていないということです。
今回の敗因は相手に引いて守らせる状況を作り出してしまったことだと思います。つまり追加点を奪えなかったこと、不用意な失点をしてしまった事の2点です。それによりUAEは引いてゴールを守り、（誤審はありましたが）最後まで日本にゴールを割らせませんでした。日本は引かれた相手を崩すことが苦手で以前よりずっと課題です。逆にテンポよく追加点を奪うと見ていて気持ちいい展開が多いですよね。
ハリルホジッチ監督の交代策を見るとドリブルやスピードで得点を取りたかったのだと思います。しかし最後までUAEのディフェンスを崩すことが出来ず、うまく機能しなかったように思います。引かれた相手を崩すためにももっといろいろな引出しがあってもいいように思います。
初戦を落としたチームのアジア最終予選突破率は0%だそうです。しかし1998年以降はずっとアジア最終予選を突破しているので不吉なジンクスは気にせずカタール審判の誤審も忘れて今後の試合に挑んでほしいですね！次はアウェイのタイ戦。勝利を期待しています！