平野美羽が偉業をやってのけました!最近「勢いあるな~」とは思っていましたが、なんとアジア選手権で優勝し!日本女子がアジア選手権で優勝するのは21年ぶりだということです!
- 平野美羽がアジア選手権(2017)優勝
- 平野美羽の全成績
- 卓球女子シングルス日本選手の成績
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平野美羽がアジア選手権(2017)優勝
アジア選手権というとアジアの中だけ、というイメージが強いですが卓球の場合は違います。卓球はアジア勢、特に中国勢が非常に強いのは知る人ぞ知るところです。
今回平野美羽がそのアジア選手権で優勝!何が凄いってまずアウェーだということ。今回の会場は中国です。バレー女子の世界大会をよく日本で行っていますが、その逆を想像すればわかりやすいかもしれません。中国で卓球は人気スポーツのひとつなのでアウェー感はすごかったと思います。その中で中国選手を破っての優勝です。
準々決勝では中国の選手でリオオリンピックの金メダリスト、そして世界ランキング1位の丁寧に勝利。
準決勝ではこれまた中国の選手で世界ランキング2位の朱雨玲に勝利。
そして決勝でも中国の選手で世界ランキング5位の陳夢に勝利し優勝しました。
日本からは福原愛や石川佳純は出場していませんが、何度も苦渋を飲まされてきた中国の世界ランカーに勝利しての優勝は偉業だと思います!
平野美羽の第23回アジア選手権(2017)全成績
平野美羽は世界ランキング11位。2回戦からの登場です。
2回戦 平野美羽 3-0 SAWETTABUT Jinnipa(タイ:世界ランキング217位)
3回戦 平野美羽 3-0 LEE Zion(韓国:世界ランキング)
4回戦 平野美羽 3-0 鄭怡静(台湾:世界ランキング6位)
準々決勝まで残った8選手のうち中国選手は5人。日本勢は平野美羽一人。
準々決勝 平野美羽 3-2 丁寧(中国:世界ランキング1位)
準決勝 平野美羽 3-0 朱雨玲(中国:世界ランキング2位)
決勝 平野美羽 3-0 陳夢(中国:世界ランキング5位)
準決勝でも世界ランキング6位の選手にストレート勝ちしていたんですね。そして準決勝の世界ランキング1位の丁寧には0-2と追い込まれてからの逆転勝ち!丁寧とは激戦だったようです。
- 平野美羽-丁寧
- 3-11
- 12-14
- 11-9
- 16-14
- 12-10
1ゲーム目以外は全て2点差の接戦でした。すごいです。
そして終わってみれば丁寧以外には1ゲームも落としていないという、平野美羽の完勝だったようです。素晴らしいですね!
5月29日から始まる世界卓球が楽しみです!
第23回アジア選手権(2017)卓球女子シングルス日本選手の成績
平野美羽は先ほど記載したので除外します。平野美羽以外に大会に出場したのは4選手。
- 伊藤美誠
- 早田ひな
- 加藤美優
- 佐藤瞳
伊藤美誠
伊藤美誠は世界ランキング8位です。
2回戦 伊藤美誠 3-0 HO Ying(マレーシア:世界ランキング351位)
3回戦 伊藤美誠 3-0 蘇彗音(香港:世界ランキング50位)
4回戦 伊藤美誠 2-3 武楊(中国:世界ランキング10位)
フルセットの末4回戦で敗退。
早田ひな
早田ひなは世界ランキング21位です。
2回戦 早田ひな 3-0 SAHASRABUDHE Pooja(インド:世界ランキング267位)
3回戦 早田ひな 3-0 KOMWOMG Nanthana(タイ:世界ランキング71位)
4回戦 早田ひな 1-3 馮天薇(シンガポール:世界ランキング3位)
世界ランキング3位の馮天薇に4回戦で惜敗です。
加藤美優
加藤美優は世界ランキング34位です。
2回戦 加藤美優 3-0 LIM Eunice(シンガポール:世界ランキング395位)
3回戦 加藤美優 3-2 金璟娥(韓国:世界ランキング)
4回戦 加藤美優 1-3 陳夢(中国:世界ランキング5位)
準優勝した陳夢に4回戦で惜敗です。
佐藤瞳
佐藤瞳は世界ランキング9位です。
佐藤瞳 2-3 CHOE Hyon Hwa(朝鮮民主主義人民共和国:世界ランキング)
惜しくも1回戦で敗退です。
日本勢が敗れた選手はすべてベスト8まで進んでいます。