4月20日0時26分頃、現金約3億8千400万円が入ったスーツケースを奪われる事件が発生した。まさに平成の3億円強奪事件である。
事件の発生したみずほ銀行福岡支店近くの駐車場。
- 3億8400万円強盗された状況
- 3億8400万円を現金で持ち出した理由は何?
- どうして3億8400万円の現金を運ぶ予定だったのがわかったのか?
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3億8400万円強盗された状況
被害にあったのは東京都足立区に住む29歳の男性会社員。事前にみずほ銀行側と連絡を取って20日に現金で3億8400万円を引き出す予定だったということです。
被害に遭った場所は3億8400万円を引き出したみずほ銀行福岡支店の道路を挟んで向かいの駐車場。被害に遭った男性はみずほ銀行福岡支店で現金を引き出したばかり。3億8400万円は黒いスーツケースに入れて運んでおり、駐車場で車に積み込もうとしていたところだったという。
犯人は3人組で一人は車に残っていつでも逃げ出せるようにスタンバイ。残りの二人が男性に近づき会社員男性の顔にスプレーのようなものを噴射。男性がひるんだすきにスーツケースを奪って逃走。駐車場は有料駐車場でバーが下りていたにも関わらずへし折って逃げたということです。
逃走には白いワゴン車を使用しており、3億8400万円を奪った後は猛スピードで逃走。被害男性は走って追いかけたそうですがもちろん振り切られています。近くをパトロールしていた車両(パトカー?)が猛スピードで信号無視をしているワゴン車とすれ違ったそうですが、追いかけようと進行方向に回り込むも見失ったそうです。
現在犯人は逃走中。この事件は二つ不思議な点があります。
- 3億8400万円を現金で持ち出した理由は何か?
- どうして3億8400万円の現金を運ぶ予定だったのがわかったのか?
この2点が不思議でなりません。
3億8400万円を現金で持ち出した理由は何?
「仕事上の取引で3億8400万円を現金で運ぶ予定だった」と被害に遭った東京都足立区に住む29歳の会社員の方は説明しています。
仕事とはいえ「3億8400万円の現金を直接取引先に届ける」必要がイマイチ思いつきません。「一人で3億8400万円もの現金を直接取引先に届ける」という状況が想像できないのでもう少し情報が出てこないと何とも言えないです。
しかし何らかの事情があるにせよ、直接振り込みではいけなかったのでしょうか?どうしても現金を届ける必要があったとしても一人にこんな大役を任せるのでしょうか?強盗に遭う可能性を考えると金額が金額なだけに取り返しがつきません。普通は警護をつけたり、複数人で引き下ろし届けるのではないでしょうか?
どうして3億8400万円の現金を運ぶ予定だったのがわかったのか?
表題の件も非常に不思議です。犯人はどうして20日に3億8400万円もの現金を取引されることを把握していたのでしょうか?金額が金額なので現金を渡すなら普通別室ですよね。現金取引を目の当たりにした可能性は低いと思います。
そして二人で被害者男性を襲っているわけですが、犯人は取引が1人で行われることを事前に知っていたのもしれません。もし取引する人が複数人ならもっと大人数が必要になりますよね。
ということは、犯人は事前に「20日にみずほ銀行福岡支店で3億8400万円を引き出すことを知っていた」ということ、そして「3億8400万円を運ぶのが1人だと把握していた」という可能性が考えられると思います。
目撃者によれば運転手は「黒い帽子をかぶった長髪の男」だそうです。残る二人の一人は30~40代の男性、もう一人は身長170~175センチくらいだということで、マスクやタオルで顔を隠していたということです。