結果は4-1で日本の勝利でしたがオーストラリア戦は終盤まで締まった試合でとても見ごたえがありました。侍ジャパンは継投での失敗がどうしても目立ってしまうので中盤以降心配してみていましたが、オーストラリア戦は見事な投手リレーだったと思います。
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オーストラリア戦は継投成功!?投手陣が良かった!!
昨日のキューバ戦は11-6と中盤以降大味な試合になってしまいましたが、今日のオーストラリア戦は息詰まる投手戦。得点は両チーム合わせて5点でしたが、うち4点はホームランによる得点。結果だけ見ると打者と投手の真剣勝負だったような試合結果になりました。
オーストラリア戦のマウンドを託されたのは菅野。2回にキャッチャーのデサンミゲルにホームランを浴びましたが4回と1/3を投げ被安打4奪三振4死球1失点1の内容でした。一方オーストラリアの先発のアサートンは1回にこそ山田、菊池に連打を浴びましたが失点することなく切り抜けその後は4回までキッチリ抑えます。
試合が動いたのは5回。先頭打者の坂本がレフトへのヒット。もたついている間に2塁まで陥れてチャンスを作ります。続く鈴木誠也はセンターへ抜けそうなヒットを打ちますがセカンドが追い付く。しかし坂本も鈴木誠也もセーフでノーアウト1塁3塁と本日最大のチャンスに松田。マツダはキッチリ犠牲フライを打ち上げ坂本が生還し日本は同点に追いつきます。1アウト1塁となりキャッチャーの小林は送りバント。これが成功し2アウト2塁で昨日幻のホームラン性の当たりを放っている山田。逆転が期待されましたがセンターフライで同点止まり。
5回も菅野がマウンドに送り込まれますが、先頭のデサンミゲルに死球。続くオールティエンは三振に仕留めますが、ハーマンにヒットを打たれここで降板。1アウト1塁2塁で岡田俊哉にマウンドを託します。
しかし岡田俊哉がストレートをワイルドピッチ。ストレートがワイルドピッチになったことに解説の方々も不思議がっていました。ワイルドピッチによって1アウト2塁3塁とピンチを広げてしまいます。カンディラスには四球を与え1アウト満塁で本日1番のピンチ!しかし続くべレスフォードをセカンドゴロによる併殺に打ち取りダブルプレー。何とかピンチをしのぎます。
しかしここからの日本の投手陣は本当に見事でした。千賀、宮西、牧田と続くのですが、千賀は2回を投げ被安打1の4奪三振。宮西は1回を2奪三振。牧田は最終回を1奪三振。もちろんみんな失点は0。昨日のキューバ戦は継投が失敗して乱打戦になってしまいましたが今日は完璧な投手リレーでした。
投手陣に応えるように7回には中田翔がソロホームラン。8回には筒香が2ランホームランと中軸がしっかりと役割を果たしオランダに引導を渡しました。勝ったから思えるのでしょうが、見ていて緊張感もあり見ごたえがあるいい試合でした。
これで日本は2連勝!しかしまだ第1ラウンドの突破が決まっていないので調べてみました。
日本の第1ラウンド突破条件は!?
日本の第1ラウンド突破の条件が気になったので調べましたが、ここまでキューバと日本が2試合、オーストラリアと中国が1試合とどうやら日本は試合数が多いのでまだ第1ラウンドの突破が決まっていないようです。
では第1ラウンド突破の条件はなにか?
試合数の少ないオーストラリアと中国は明日9日に対戦します。中国はすでにキューバに敗れているのでオーストラリアが中国に勝つと2勝のチームは日本とオーストラリアかキューバになるので日本の第1ラウンド突破が決まります。しかし中国が勝つと1勝1敗のチームが3チームになるので日本の突破は決まらず敗退の可能性すら残ります。そして10日にもし万が一日本が敗れるようなことがあると2勝1敗に3チームが並ぶことになってしまいます。そうなるとまず3チームの中で1位を決め、2位と3位はプレイオフとなります。3チーム中での1位の決め方は同率チームとの対戦での失点率により決まるようです。
どちらにせよ10日の中国戦も勝利してスッキリ第1ラウンド突破をしてほしいですね!