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【サッカー】コロンビア戦は藤春のオウンゴールが響き引き分け【五輪日本代表】

      2017/04/12

2016年五輪サッカーグループリーグ2試合目の相手はコロンビア。コロンビアとスウェーデンは1戦目引き分けているのでここで負けるとグループリーグ敗退となってしまう重要な1戦でした。自力でグループリーグを突破するためにもどうしても勝ちが欲しい試合でした。

藤春_オウンゴール直後

  • またしてもミスで自滅。最後まで響いた藤春のオウンゴール
  • 五輪サッカーグループリーグ突破条件

またしてもミスで自滅。最後まで響いた藤春のオウンゴール

第1戦のナイジェリア戦ではオーバーエイジ枠の差が出たという記事をよく見かけました。1戦目のナイジェリアはオーバーエイジ枠でチェルシーのミケルを招集していました。ミケルの試合への貢献度と塩谷や藤春の試合への貢献度の差がそのまま勝敗を分けたということのようです。確かに5失点もしてしまっては何も言えないですよね。特に藤春のサイドが起点になって失点しているシーンが目立ちました。

2戦目のコロンビアもオーバーエイジ枠でフル代表で活躍するグティエレスを招集。2014年のワールドカップでは怪我で出場できなかったファルカオの代わりに9番を付けていた選手です。第2戦のコロンビア戦もオーバーエイジ枠の差で負けたと言われないように藤春と塩谷には特に頑張ってほしいところ。そして日本はナイジェリア戦で5失点したディフェンスをどう修正しているかがポイントです。

コロンビア戦は慣れ親しんだ4-4-2で挑むとの事前情報が出ていました。事前情報通りフォーメーションは4-4-2。試合が始まると日本の前線からの早い守備がコロンビアを自由にさせません。前線からプレスをドンドンかけコロンビアのミスを誘います。ボールも日本が支配する展開で試合は進みます。すると次第にコロンビアサポーターの応援は沈黙し、ブラジルの地元の人たちの日本への声援が大きくなっていきます。それほど日本は試合を支配しコロンビアは押し込まれていました。時折コロンビアに攻め込まれますが1戦目のナイジェリア戦とは違い身体を張って守り得点を許しません。中島翔哉が「勝てた試合」とハッキリ言っていたように試合内容は良かったです。しかしサッカーは点を取るスポーツなのでいくらいい試合をしていても点が取れなければ勝てません。

日本優勢のまま前半は0-0で折り返します。日本は前線からのプレスでスタミナが心配なので早い時間での得点が欲しいところでした。

後半も日本優勢のまま試合は進みますが、攻め込みはするもののなかなか得点が奪えない。すると後半59分、グティエレスにボールが入ったところに井手口が後ろからボールを奪いに行く。しかしグティエレスは体を反転させ井手口をかわし、ロドリゲスとのワンツーから突破しフリーでシュート。すると植田の身体に当たりコースが変わって日本のゴールに吸い込まれてしまう。

嫌な展開にはなったが日本は得点を取りに行くしかなくさらに攻撃的にいくことに。矢島と井手口をさげて南野と大島を投入し打開を図る。

しかしその直後。コロンビアのカウンター。ゴールキーパーの股下を狙ったシュートは中村が何とか足に当てボールの方向を変えることに成功。しかしそこにいたのが藤春。クリアをミスったのか足を取られたのかどちらかはよくわかりませんが、中途半端なプレーとなり藤春の足に当たったボールはゴールへ向かう。植田がはじき出すがゴールラインを割ってしまい藤春のオウンゴールでコロンビアに得点をプレゼント。嫌な展開から最悪な展開へ。

得点するしかない日本はここからパスをつなぎ始めます。大島が入ったせいか細かいパスが良く通るようになります。すると67分、大島→南野→浅野と細かいパスを繋いで浅野が思い切ってシュート。ゴールキーパーの手に当たりますがそのままゴールに吸い込まれ日本にゴールが生まれます。

更に74分、中島翔哉がゴールエリア手前でボールを持つとループシュート。これが絶妙でキーパーが手を伸ばしてもギリギリ届かないところへ。クロスバーに当たりそのままゴールへ吸い込まれる芸術弾!個人的にはこの試合で一番興奮したシーンでした。

そして80分、藤春に変えて亀川投入。しかし浮足立っているのか藤春に変わって投入された亀川のプレイが落ち着かない。終了間際には亀川の中途半端なプレーからヒヤリとするシーンもありました。初めての五輪で緊張したのかもしれませんが藤春の代役が務まるというほどのアピールにはならなかったように思います。

試合は最後に日本が攻め込みますがゴールを割ることが出来ずに結局引き分け。試合を終始支配していただけに勝てなかったのは悔やむところ。1戦目同様ミスからの失点、オウンゴールが響く形になってしまいました。

今回のコロンビア戦、塩谷は身体を張ってナイジェリア戦よりはよく守っていたと思います。興梠もポストプレイに身体を張り起点となって頑張っていたと思います。藤春も頑張ってはいたのでしょうが前半フリーのヘディングシュートも枠をとらえられず、相手からのプレッシャーもない中でのオウンゴールでコロンビアにゴールを献上してしまった姿は目に余りました。1戦目に引き続き足を引っ張る結果になってしまったことは藤春本人も悔しいと思います。

結局2戦目もゴールを決めたグティエレス、オウンゴールを決めてしまった藤春とオーバーエイジ枠の差が出てしまうという結果になってしまいました。ネット上でオーバーエイジ枠のことをOA(お前ら足ひっぱってんじゃねーよ)枠などと揶揄されたりしていますが、最終戦は何としても挽回してオーバーエイジ枠にふさわしい活躍を見せてほしいですね。たらればですが個人的にはオーバーエイジ枠でサイドバックを呼ぶのであれば藤春ではなく長友、せめて酒井などのフル代表で活躍するサイドバックだったらもっとバランスが取れていたのではないかと思います。

五輪サッカーグループリーグ突破条件

さて2戦終わって勝利しているのはナイジェリアだけと混戦状態のグループB。ここまでの順位をまとめてみると以下の通りです。

  1. ナイジェリア 勝ち点6
  2. コロンビア 勝ち点2
  3. 日本 勝ち点1
  4. スウェーデン 勝ち点1

日本は得点の差でスウェーデンを抜きました。では最終戦どのような結果ならグループリーグを突破できるのでしょうか。

    日本がグループリーグを突破できる条件

  • 「コロンビア引き分け」「日本勝利」
  • 「コロンビア負け」「日本勝利 or 引き分け」
    日本がグループリーグで敗退する条件

  • 「コロンビアがナイジェリアに勝つ」
  • 「コロンビア負け」「日本引き分け or 負け」

コロンビアがナイジェリアに勝つとその時点で日本の結果に関わらずグループリーグ敗退が決まります。逆にコロンビアがナイジェリアに負けると得点数の差で日本は引き分けでもグループリーグ突破が決まります。しかしナイジェリアは既にグループリーグ突破を決めているので、決勝トーナメントに備えて主力の何人かはコロンビア戦を休ませる可能性が高いです。

日本のグループリーグ突破がかかる運命のスウェーデン戦は8月11日午前7時キックオフです。何とかうまく条件がそろってグループリーグを突破してまだまだ五輪のサッカーを楽しませてほしいところですね。

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