つい先日ツナ缶にゴキブリが入っていたことが発覚したはごろもフーズのツナ缶。しかし2014年にも同じ製造工場でハエが混入していたことが明らかになりはごろもフーズの経営姿勢について疑問の声があがっている。
出典:日本テレビ
- 今度はハエ。はごろもフーズのツナ缶に2014年にも虫が混入していたことが判明
- はごろもフーズのツナ缶にハエが混入した工場は?回収や返金は?
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今度はハエ。はごろもフーズのツナ缶に2014年にも虫が混入していたことが明らかに
ゴキブリの次はハエ。今度ははごろもフーズのツナ缶にハエが入っていたことが明らかになった。はごろもフーズのツナ缶にハエが入っていたのは2014年の出来事で、製造工場はゴキブリが混入して問題となった同じ静岡市内の工場にて製造されていたという。
一度ならず二度までも。しかもゴキブリが混入した同じ工場で以前にもハエが混入していたということは「2014年のハエ混入時の対処が甘かったからではないのか」と考えてしまいますよね。
しかし2014年のハエが混入していたのは「加熱の後が見られた」ということから製造過程で混入したことが判明しています。製造過程に虫が混入しないように対処していたのであれば今回のゴキブリは製造前ということで若干の違いは観られます。しかし、同じ工場で2度も、しかもゴキブリとハエが混入したとなると食品にとっては致命的ですよね。食の安全はどこに行ったのか?
はごろもフーズのツナ缶にハエが混入した工場は?回収や返金は?
今回のツナ缶の製造日や賞味期限は明らかにされていませんが、同じ工場で製造されているので製造所固有記号はゴキブリ混入で発表された「OKT」と同じはずです。対象商品ははごろもフーズの「シーチキンLフレーク」だということです。既に報じられていますが問題のハエやゴキブリが混入したのは静岡市内にある興津食品。今回のはごろもフーズのツナ缶にハエが混入した件についてコメントは差し控えているようですが、以前にも虫が混入していた事例があるとすればはごろもフーズのツナ缶にゴキブリが混入していた時の対応にも大きく疑問を感じざるを得ません。
はごろもフーズはゴキブリ混入を受けて回収や返金を行わないと発表しました。その際に理由として「製造日から1年10か月を経過している」「他のお客様からの申し出がない」「連続性がない」という理由で現在流通しているツナ缶は安全だとしていました。
しかし今回2014年にハエが混入していたのであれば同様の申し出は既に存在していたことになる。時期がずれているので同様案件でないと言われればそれまでですが、類似案件であることは否定できません。そしてツナ缶にハエが混入していた件とゴキブリが混入していた件は類似案件として連続性があったとみることができます。日本テレビの取材ではごろもフーズは「ハエに加熱された形跡があり製造工程で混入した」ことを認めています。
何よりも問題なのは製造工程で混入しているにも関わらず何の対応もされていないということではないでしょうか。健康被害が報告されていなかったとしても製造工程で混入していたのであれば、当然回収は行わないと企業としての「食の安全に対する姿勢」を疑ってしまいますよね。こういった対応を決定している方々に是非ゴキブリ入りツナ缶やハエ入りツナ缶を食してほしいです。消費者と同じ目線に立てばどういった対応をするのが相応しいか理解できるのではないでしょうか。ハエのエキス入りツナ缶を食べたかもしれない、そう考えるだけで吐き気がしてしまいます。
ネット上では「管理体制があますぎる」「経営姿勢が良くない」「隠ぺい体質」「もう信用できない」といった経営に対するコメントが目立っています。何よりゴキブリ混入で客離れしたはごろもフーズのツナ缶により一層の追い打ちをかけてしまった事は間違いありません。ゴキブリ混入時に「一度くらいは仕方ない」と若干散見したはごろもフーズ擁護派も今回は見当たらない。連続して発表されたはごろもフーズのツナ缶に対する「ゴキブリとハエ混入事件」、そして「昆虫混入時に対する対応」は長年かけて得たはごろもフーズのツナ缶に対する顧客の信用を根底から覆してしまったのではないでしょうか
自業自得といえばそれまでですが今後はごろもフーズのツナ缶に苦境が待ち構えていることは想像に難しくありません。