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長谷川豊テレビ大阪降板は自業自得。コピペ盗作の言い訳が酷すぎる。

ブログで不適切な記載があったとしてテレビ大阪の報道番組「ニュースリアルFRIDAY」のキャスター降板を余儀なくされた長谷川豊氏。報道番組のキャスターであるという立場上、使っていい表現かどうかの判断くらいつかないと報道番組としても起用するにはリスクを伴いますよね。

  • タイトルの「殺せ」は必要だったか?
  • 盗作について「コピペでも改行したら自分の著作物」発言

タイトルの「殺せ」は必要だったか?

「自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ!無理だと泣くならそのまま殺せ!今のシステムは日本を亡ぼすだけだ!!」

そもそもこのタイトルに「そのまま殺せ」は全く必要なかったのではないでしょうか。長谷川豊氏は今回のテレビ大阪のニュース番組降板を受け、自身のブログで「ネットの世界で一人でも多くの方に訴えたい、という思いが強すぎた」と言い分を語っています。恐らく保育園不足についてのブログのタイトルにあった「日本死ね」を真似ているつもりかもしれませんがこのタイトルだけを見ると「自業自得の透析患者は金が払えないなら死ね」と言っているように見えますよね。「日本死ね」とは意味合いが大きく異なります。炎上させたい思いがあったのかも知れませんが「殺せ」とか「死ね」という表現を発言力のある長谷川豊氏が使用すること自体に問題があったように思います。内容を率直に多くの方に伝えたいのであれば尚更です。

そしてネットの世界で多くの方に訴えたいだけであれば批判的な意見やコメントに対して「頭スカスカ」などと表現する必要は全くありません。子供のケンカレベルのやり合いです。長谷川豊氏がネットで様々な方と議論したかったのであれば「頭スカスカ」などと煽る表現ではなく、もっと適切な表現を用い建設的な対話をするのが適切です。「思いが強すぎた」のではなく、ただ配慮が足りず思慮が浅かったとしか見受けられません。結果、健康保険のシステムについての論議よりも「殺せ」という表現を用いた長谷川豊氏がアナウンサーとして適切かどうかなど、趣旨と大きく離れたことについて論議されるようになった方が強かったように思います。

長谷川豊氏は必死に自己弁護していましたが社会的にはどうだったか?

人工透析患者や腎臓病患者の組織「全国腎臓病協議会」からは謝罪要求があったようです。炎上させるためとはいえ、「人工透析をしている患者の8~9割が自業自得」という人工透析患者に対しての誹謗中傷とも取れる表現をしたので当然ですよね。しかし当の長谷川豊氏は謝罪を断固拒否。

テレビ大阪は報道番組「ニュースリアルFRIDAY」のキャスター降板を決めました。キャスターとして不適切な発言だとテレビ局が認めたこと、すなわち今回の長谷川豊氏の発信や表現はキャスターとして適切ではないということをテレビ大阪が判断したということになります。

長谷川豊氏が理事を務める「医信」は長谷川豊氏個人の見解であり「医信」としての見解ではない、と表明しました。医療団体が患者を「殺せ」などと表現するなら何のための医療行為ということになりますよね。長谷川豊氏は医師からの言葉だけで解釈し、病気に対する理解、医療行為に対する理解、患者に対する理解が明らかに不足しています。その長谷川豊氏が理事を務めるということで、ネット上では「医信」に不信感を抱く方も多く見受けられました。

全国腎臓病協議会からの謝罪要求は当たり前としてもテレビ大阪のキャスター降板、医信の表明が何を意味するのか少し考えればわかりそうなものですよね。

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盗作について「コピペでも改行したら自分の著作物」発言

そして今回新たに発覚したのがコピペ疑惑。障碍者手帳を持っていると受けられる特典の内容について、透析患者のブログからまるまるコピペしていたことが発覚しました。タイプミスまでそのままコピペしていたようでこれは言い逃れが出来ません。

これについては本人も認めており、9月25日の「J-CAST ニュース」にて「炎上することが分かって書いた内容なので協力者として捉えられたら相手にも攻撃がいく」と釈明。本当にそうでしょうか?引用元として使用しているだけで協力者と思われるのでしょうか?そういったことを配慮するのであれば自分できちんと調べればいいだけの話だったのではないでしょうか。

さらにひどいのが「単なるコピペではなく改行したりして自分の著作物という形にした」という点。著作権の意味わかっているのかって話ですよね。これは著作物にしたという簡単な話ではなく著作物侵害という犯罪行為に当たります。しかも長谷川豊氏が無断で使用したブログ主さんであるだいちゃんさんは怒り心頭。自身のブログで以下のように綴っています。

ちゃんと引用元を記して記事を書いていただけないですかね? ちゃんと公式ホームページからメールも送ったのですが返事も全く来ないようなのでブログ上で書かせていただきました。

(中略)

長谷川豊はちゃんと私に謝罪しろ!!

引用元:だいちゃん.com

自分でコピペを認めているのであれば速やかに謝罪するのが筋なのではないでしょうか。

そして何より興味深いのがコメント欄。本当かどうかはわかりませんが長谷川豊氏のブログにコメントが掲載されなかったという意見が散見します。中には医療従事者による反対意見もあります。長谷川豊氏は医療従事者にも賛同されているなどと語っていますが、もしコメント承認操作が本当であれば茶番もいいとこですよね。

自身の過激発言によってテレビ大阪の報道番組が降板になり、同じくテレビ大阪の番組で声優を務める予定だったアニメ「ぺぺぺぺン議員」の出演も見送られる方向で調整されているようです。今後他の番組が長谷川豊氏をどう取り扱うのか気になるところですね。

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