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日本シリーズ第2戦・7回のリプレイ検証は誤審?実はアウト!?

日本シリーズ2017第2戦のソフトバンク-DeNAの試合。息の詰まる試合展開でしたが、一進一退の好ゲームの行方はリプレイ検証で明暗を分けました。そしてゲームの勝敗を左右した7回のリプレイ検証の結果について、またしても賛否が沸き起こっています。

リプレイ検証_タッチシーン_真上

  • 日本シリーズ第2戦・7回のリプレイ検証は誤審!?本当はアウト!?
  • 正面の画像でアウトかセーフを検証

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日本シリーズ第2戦・7回のリプレイ検証は誤審?

今回の日本シリーズ第2戦のソフトバンク-DeNAは息の詰まる攻防のとてもいい試合でした。そして結果を大きく左右したのは7回のリプレイ検証のシーン。ちょうどリアルタイムで観ていました。

やけに時間のかかるリプレイ検証だなとは思っていましたが、リプレイシーンを見るたびにアウトともセーフとも取れるようなシーンでした。というのも角度によって受ける印象がそれぞれ違うのです。

例えばこのシーン。

リプレイ検証_タッチシーン_3塁側

ソフトバンクの今宮の手がホームに触れているように見えますよね。

今回のリプレイ検証はセーフということなのでこの場面を見ればソフトバンク今宮のセーフも頷けると思います。ではどうして騒動になっているのか。真上からのシーンを冒頭の画像として使用しましたが、こちらの画像を見るとDeNA戸柱のキャッチャーミットが今宮の手に触れているようにも見えますよね。

リプレイ検証_タッチシーン_真上2

しかしこれでも決定的だとは言えません。もしキャッチャーミットの下に今宮の手があり、先に今宮の手がベースに触れている可能性があるからです。これまでの点を踏まえ正面からの画像で検証してみます。

日本シリーズ第2戦・7回のタッチプレーを正面の画像でアウトかセーフを検証

中断時間は約6分。観ている側としてはもっと長く感じました。しかし6分も中断してリプレイ検証することはそうそうないのではないのでしょうか。それほどまでに微妙な判定だったということだと思います。

中断している時にゲストで呼ばれていた稲葉さんがしきりに言っていたのは「今宮の指先が浮いている」からアウトのように見える、ということでした。そのシーンが分かりやすいのが正面からのタッチシーンです。

リプレー検証_タッチシーン正面1

まずはこちら。ソフトバンク今宮の手もDeNA戸柱の手もどちらもまだ触れていないのが分かると思います。そして次。

リプレー検証_タッチシーン正面2

見づらいですがソフトバンク今宮の手は伸びています。DeNA戸柱の手は奥から近づいてくるので実はこのタイミングでもまだ両者の手は触れていません。そして稲葉さんの言う通り、ソフトバンク今宮の手が反っているのがわかります。そして触れる瞬間3連発。まずは触れているか触れていないかの瞬間画像です。

リプレー検証_タッチシーン正面3

そしてこの時点で恐らく触れているのではないでしょうか。ソフトバンク今宮の指が少し別の方向に向いているような感じがします。

リプレー検証_タッチシーン正面4

最後に触れているシーン。

リプレー検証_タッチシーン正面5

ここで注目したいのはソフトバンク今宮の手。稲葉さんの言う通りこの時点でも反っています。微妙なので断言は出来ませんが、個人的には反っていた分ソフトバンク今宮の手がベースに触れるのが遅れ、DeNA戸柱の手の方が先に今宮の手にタッチしたように見えます。なのでアウトだったのではないかと思います。

日本シリーズ2017の第2戦・7回に起きたこの件について、しばらく騒動は収まらないかもしれません。しかし何度見ても審判泣かせのシーンだと思います。4人の審判がリプレイ検証に6分も要して下した判断なのでそこは尊重するべきだと思います。

結局はこのシーンの1点が決勝点になってしまいましたが、両チームの白熱したとてもいい試合だったと思います。セーフだろうがアウトだろうがもう判定は覆りません。もし誤審で負けたと悔しがるのであれば、火曜日は横浜での試合なので是非球場に行ってその想いを乗せて横浜を応援してください!個人的には白熱した日本シリーズが見たいのでDeNAの本拠地での追い上げに期待したいです。

今回の2017年日本シリーズ第2戦の7回に起きたタッチプレー。審判泣かせの判定、もしかすると疑惑の判定だったかもしれませんが、日本シリーズが終わったときに「そんなこともあったけどいい日本シリーズだったよね」と思えるくらいの戦いをソフトバンクにもDeNAにも期待したいです!

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