- 南さやちゃんは水難事故?
- もし水難事故なら南さやちゃんは今どこに?発見されるまでにかかる日数は?
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南さやちゃんは水難事故の可能性は?
松戸市で行方不明になっている南さやちゃん。南さやちゃんが行方不明になってから1週間が経ちました。
先日松戸市の七右衛門新田の取水口で南さやちゃんが当時身に付けていた帽子が見つかり水辺の捜索も進んでいます。
しかし【松戸市7歳女児・南さやちゃん行方不明】事件か事故か?いくつもの謎で書きましたが、南さやちゃんの行方不明にはいくつもの謎が残されています。その為に「事件の可能性の方が高いのでは」という考えをする方も多いと思います。
希望的観測的な意味合いもあるでしょうが、水難事故で亡くなるよりはやはりどうにか無事に帰ってきてほしいですよね。私もそう願っています。
しかし南さやちゃんが当時身に付けていた帽子が江戸川で見つかっている以上、水難事故の可能性も捨てきれません。実際に現在警察も事故と事件両面で捜査をしています。
ではもし水難事故なら南さやちゃんは一体どこにいるのでしょうか?
もし水難事故なら南さやちゃんは今どこに?発見されるまでにかかる日数は?
赤いマークのあるところが南さやちゃんの帽子が見つかった辺りです。東京湾までは20km以上あるようです。
30日は、ダイバーの方々は南さやちゃんの帽子が見つかった七右衛門新田にある北千葉取水場の取水口付近を重点的に捜索されていました。
さらに南さやちゃんの水難事故を考慮して、既に江戸川の河口付近から船による捜索も始まっています。
海からの捜索は海上保安部が江戸川の河口付近の警戒に当たっているそうです。
もし南さやちゃんが水難事故にあったとすると1週間でどの辺りまで流されてしまうのでしょうか。
江戸川は川幅も広くて深いので流されるとあっという間に流されてしまいそうな感じがします。
しかし東京湾までの途中に急なカーブが2か所ほどあります。こちらの地図ですが南さやちゃんの帽子が見つかった松戸市の七右衛門新田の取水口の辺りから約5kmほどの場所です。
普通ならこの辺りで引っかかったりしそうなものですが、南さやちゃんが行方不明になった当日から雨が降り始め、翌日は増水し河原は冠水している地域がありました。増水しているということは川の流れも早くなっているはずなのでどの辺りまで流されるか予想できません。
そしてずっと下流の河口付近に分かれ道があります。
ここで江戸川と旧江戸川に分かれます。しかしここには可動堰があるようです。
国土交通省江戸川河川事務所によりますと、本流側には「可動ぜき」が設けられ、基本的に閉じているため、川の水は旧江戸川に流れています。
引用元:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220930/k10013843281000.html
その為に流れは旧江戸川の方に続くことになります。この辺りは船も多いので深さも結構ありそうです。
ちなみに江戸川の最深部は2枚目の地図に表記されている矢切の渡し辺りで、8-10m(潮の満ち引きの関係で変わります)もあるようです。かなり深さがありビックリしました。これだとダイバーさんが闇雲に捜索するわけにはいかないですよね。
一般的な話ですが、水深が深いと水圧の関係で遺体は浮きにくくなるそうです。ちなみに遺体が浮くまでの時間の目安は夏で数日、春明で数週間、冬で長いときは数ヶ月かかるそうです。これは温度による遺体の腐敗の進行が関わっているそうです。
福井県で12月に水難事故に遭った3歳児の男の子は発見されるまでに40日、今年8月に富山で行方不明になった2歳児の男の子は発見されるまでに2週間でした。
富山で行方不明になった2歳児の男の子は2週間で40km以上離れた場所で発見されました。しかし調べれば調べるほど、もし南さやちゃんが水難事故に遭った場合どの辺りまで流されているのかは想像つきません。
江戸川は河原にグラウンドなども多くあります。しかし、南さやちゃんが行方不明になった次の日は増水していたそうなので、冠水していた場所が多いならどこもかしこも可能性が出てきます。江戸川沿いをランニングされる方は走りながら対岸に目を配って貰えると捜索の助けになるかもしれません。
ただしこれはあくまでも最悪の展開の想定です。
南さやちゃんは水難事故ではなく無事に見つかってほしいという思いはずっと変わりません。