- 川崎幼稚園バスの車内に園児放置!?取り残された3歳女児が死亡
- 川崎幼稚園の送迎バスに3歳女児が取り残された原因は?昨年も同様の事故が起こったのにどうして!?
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川崎幼稚園バスの車内に園児放置!?取り残された3歳女児が死亡
静岡県牧之原市にある認定こども園の「川崎幼稚園」で幼稚園の送迎バス車内で3歳女児が心肺停止状態で倒れていて、救急隊によって病院に運ばれその後死亡が確認されました。
亡くなった3歳女児は朝9時頃川崎幼稚園の送迎バスに乗り、午後2時過ぎまで5時間ほど車内に放置されていたとみられているようです。
5日の牧之原市の最高気温は30.5度で熱中症で亡くなったとみられているそうです。
正直「またか」と感じた方が多いのではないでしょうか。
類似の事故が昨年もありました。福岡県中間市にある私立双葉保育園で起きた「園児バス置き去り熱中死事故」です。全くと言っていいほど同じケースです。
双葉保育園の事故は2021年7月29日に起こりました。今回と同様、5歳男児の倉掛冬生ちゃんは朝8時ごろ送迎バスに乗り、そのまま降ろされずに放置。置き去りにされてから5時間後の午後1時ごろに亡くなったとみられ、発見されたのは午後5時15分頃。
保育関係者ならこの事故を知らないはずはないですよね。それにも関わらずどうして今回「川崎幼稚園」で幼稚園の送迎バス車内置き去り熱中死事故が起こってしまったのでしょうか?
川崎幼稚園の送迎バスに3歳女児が取り残された原因は?昨年も同様の事故が起こったのにどうして!?
双葉保育園では普段から園児の降車確認を怠っていたことが原因で痛ましい事故が起こってしまいました。担当保育士は出席確認の際に居なかったのでお休みだと決めつけ欠席扱いにしてしまいました。もしもこの時、バスの運転をした園長に確認をしていれば、もしくは保護者に欠席確認をしていれば防げた事故でした。
この事故が起こったために、厚生労働省などは自治体に
- 欠席連絡
- 職員間での情報の共有
- 子供の人数確認についてダブルチェック体制をとる
などの安全管理の徹底を通達していたそうです。それでも再び痛ましい事故は起こってしまいました。
今回の川崎幼稚園バス車内置き去りの件も結局のところ「バスの中に取り残された子供がいるかどうかの確認」をした覚えがないと話していることから、ほんの些細な確認不足から起こったことです。その些細な確認ミスがまだ幼い子供の命を奪ってしまいました。当時バスには運転手の園長、助手席に派遣職員の女性、バスには6人の子供たちが乗っていたそうです。たった6人です。たらればですが、6人の確認すら出来なかったのかと思ってしまいます。
昨年も同様の事故が起こっているのだから、同業なのだから川崎幼稚園は他人ごとだと思わずにもっと真摯に昨年の事故を顧みて対策をして欲しかったです。そうすれば今回は亡くならずに済んだ命だと思います。後からどれだけ議論を重ねても失われた命は戻ってきません。ご両親はやりきれないですよね。
亡くなった3歳の女の子のご冥福をお祈りします。